★口臭★

PMS
にんにくやアルコール、たばこなどを口にした後などは、誰にでも多少の口臭はあるものですが、虫歯や歯周病もないのに常時強い口臭がある場合は、体質や体調に偏りがある可能性もあります。

一番多いのは、日ごろから食べ過ぎや飲み過ぎの習慣があり、胃に熱がこもっているタイプです。胃に熱が溜まると、胃の機能が低下し、本来下に下がるはずの胃気が上に上がってしまい、口臭を引き起こします。このタイプは、まずは暴飲暴食の習慣を改善し、胃の負担を軽減することで、胃の機能を回復させることが大切です。こんにゃくや苦瓜など涼性の食材が胃熱を取り除くのに役立ちます。漢方薬では温胆湯、五行草などを使います。

食事の不摂生の結果、「湿(余分な水分)」が溜まるタイプもあります。梅雨から夏にかけて多くなるタイプで、口の中がべとついた感覚があったり、食欲不振や倦怠感、軟便などを伴うこともあります。舌の苔が厚くべっとりついています。緑豆やハト麦など、体内の水はけを良くしてくれる食べ物を摂るようにしましょう。漢方薬では、勝湿顆粒や健脾散、健胃顆粒などがお薦めです。

また、胃だけではなく「肺」や「肝」が関係している口臭もあります。肺熱により引き起こされる蓄膿症や気管支炎などの炎症も口臭の原因になります。三つ葉や香菜など涼性で香りのよい野菜や、ドクダミ茶や柿の葉茶など熱を取り除くお茶がお薦めです。漢方薬では銀翹散、鼻淵丸、板藍茶などがよく使われます。

またストレスに関係する「肝」も、その機能が衰えると気の流れが滞ってしまい、結果として消化器系の機能を低下させ、ガスやげっぷが増えます。酸味のある食材が役立ちます。漢方薬では、気の巡りを改善する逍遥丸や開気丸、加味逍遙散などを使います。