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逆流性食道炎


逆流
逆流性食道炎は、本来胃の中にあるべき胃酸やときには食べ物が、食道に文字通り「逆流」することによって生じる疾患です。胃酸は強い酸性ですが胃の粘膜は粘液により保護されています。ところが食道にはそのようは防護機能がないため、炎症などの粘膜障害を生じてしまいます。主な症状としては、一番多いのが胸やけで、その他にも胃痛、吐き気、喉が詰まった感覚などがあります。症状だけで、内視鏡検査をしても粘膜障害が確認できない症候性逆流性食道炎も含めると、日本人の3~4人に1人の割合で存在するともいわれています。

食道裂孔ヘルニアなどで逆流を防止する機能が低下したり、何らかの理由で下部食道括約筋(食道と胃の境目にある筋肉)が緩んだりすることが原因になっている場合もありますが、そういった器質的な問題はないのに症状が出ることも少なくありません。

西洋医学的には、PPI(プロトポンプ阻害薬)やH2ブロッカーなど、胃酸分泌を抑制する薬を使うのが一般的で、薬物療法で改善しない場合は、手術療法が選択される場合もあります。

しかし胃酸を抑制する薬を長期使用することは、結果的には胃への負担を増大させることになりますし、腸内細菌への悪影響を示唆する研究結果なども発表されています。
また、胃酸には消化や殺菌の他、カルシウムや鉄分の吸収を促進する働きがありますので、胃酸を長期間抑制することは、望ましいことではありません。



中医学的アプローチ


逆流性食道炎に対する 中医学的には、逆流性食道炎は五臓の中でも「脾胃」の問題になります。「脾」とは簡単に言うと消化器系を指します。脾の中でも胃の「受納」と「降下」の働きが失調し、胃酸が上逆した状態と考えられます。

胃の失調の原因として、最近特に多いのが、食滞と言われるタイプです。
これには、日本人の食生活の変化が強く影響しています。

ジャンクフード 日本人は、つい最近まで炭水化物と食物繊維中心の食事で、そうした食事内容に合わせた胃腸になっています。しかし、戦後のわずか数十年の間に大きく変わり、たんぱく質や脂質の多い食事内容になっています。しかし、人の身体は、わずか数十年で変化するものではありません。

炭水化物の胃内での消化には約2時間弱かかりますが、たんぱく質や脂質は3~4時間かかります。さらに、夕食の時間が遅くなっていることも、逆流性食道炎を発症しやすい条件に拍車をかけています。
夜9時にたんぱく質・脂質の多い食事をとって、12時に寝ると、就寝時、胃は、まだ胃酸や消化液がどんどん分泌されている状況ですから、胃酸が逆流しやすくなるのも無理はありません。

午後6時くらいに炭水化物中心の夕食をとれば、寝る頃には、胃は完全にお休みモードに入っていますから、逆流しにくくなります。しかし、現代人の生活では、午後6時に夕食を摂るのはなかなか難しいでしょう。
そういうときは、消導剤と呼ばれる漢方薬を使うと、消化の時間を短縮することができます。ただし、消導剤はあくまでも消化を助けるもので、胃腸の働きそのものを改善するものではありませんので、脾胃の働きを改善する健脾剤を併用すると効果的です。

肝火犯胃 逆流性食道炎のもう1つのタイプとして多いのが、「肝火犯胃(かんかはんい)」と呼ばれる証です。

五臓(肝・心・脾・肺・腎)には、バランスのとれた力関係があり、これが乱れると様々な不調をきたします。

肝火犯胃の場合、ストレスなどが原因で肝が強くなりすぎて(=肝火)、脾(胃腸)の働きを抑制してしまいます(=犯胃) この場合は、肝の方に問題がありますので、肝の火を鎮める漢方薬が効果的です。

また、もともと脾の方が弱っていると、肝はそれほど強くはないのに、簡単に「犯胃」の状態になってしまいます。その場合は、脾を働きを改善する漢方薬を併用する必要があります。






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