槐角丸かいかくがん
第二類医薬品
痔の出血と痛みに
槐角丸は6種の植物生薬で構成された痔の内服薬です。
槐角(エンジュの実)を主薬とし、地楡、防風、枳殻、当帰、黄芩の6種類から抽出したエキスを丸剤としたもので、内痔核、外痔核、裂肛、痔出血など止血の働きや、痔の痛みをやわらげ、炎症や腫れを取り除く働きがあります。
痔を治すために
中医学では、痔の根本的な原因は血行不良であると考えています。
これを助長するのが精神的ストレスやアルコール、タバコ、過労、睡眠不足などからくる肝臓の疲れとうっ血、冷えと運動不足とされます。
◇痔の養生法
・食事・・便秘がちな人は生野菜や果物、繊維の多い食物を摂り、水分を多くとるようにする。胃腸の弱い人は消化の良い刺激の少ない物を摂り、肉や油料理は控える。
・軽い運動を心がける
・入浴の時に局所を清潔にし、温めて血行を良くする
・排便の習慣をきちんとつける
・病気が原因で二次的に痔を起こしている場合は、まずその病気を治すようにする
・不摂生を避けて、規則正しい生活を心がける
効能・効果 | 次の症状の緩和:内痔核、外痔核、裂肛、痔出血、痔の痛み、痔疾に伴う便秘 |
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用法・用量 | 下記の量を1日2回食間に水または白湯で服用してください。 大人(15歳以上)1回8丸 |
成 分 |
1日量16丸中に下記成分及び分量より得た槐角丸エキス3.2gを含有する。
添加物として、バレイショデンプン、滑石を含有する。 |