「妊娠・出産は早い方が良いことはわかっている。でも、今は産まない」 という女性も多いのではないしょうか。
独身の方、あるいは結婚はしていても、キャリアプランなど諸事情により、まだ子供を持つ状況にはないカップルもあるでしょう。
しかし一方で、卵巣や子宮は、冷酷なまでに確実に老化していきます。
お肌のシワやシミは、お化粧で何とかごまかせても、目に見えない卵巣や子宮の老化は、どうすることもできません。
そこでお勧めしたいのが、「プレ妊活」です。
産むときが来たときに、妊娠に適した体でいられるように、そして卵巣や子宮の老化のスピードを少しでもスローダウンできるように、身体を整えておくのです。
そういった身体の準備を「プレ妊活」と言います。
「プレ妊活」といっても、何も特別なことをするわけではなりません。
簡単に言えば、健康な状態を保つこと、不調をほったらかしにしないということです。
生理不順、生理痛などの生理トラブルだけでなく、冷え症、PMS(生理前症候群)、イライラしやすい、胃腸が弱い、不眠・・・そういったことが、いざ「産み時」が来たときに、妊娠にブレーキをかけます。
そういったブレーキ要因を取り除いておくだけで、妊活が随分と楽になります。
「早く妊娠しなきゃ」「今月も妊娠しなかった・・・」というプレッシャーも、プレ妊活ならありませんので、精神的にも経済的にも余裕をもって取り組むことができます。
プレ妊活の予算って?
お一人お一人体調や環境が違いますので一概には申し上げられませんが、
- 血流の改善、冷えの解消、身体のベース作りなどであれば、月5,000円~
- 生理痛、頭痛、肩こり、PMSが酷い場合、月10,000円~
- 子宮・卵巣に何等かの疾患があったりアンチエージングの強化が必要な場合、月20,000円~
が目安となります。
できるだけご予算に合わせて、優先度の高い漢方薬からお薦めするようにしておりますのでご安心ください。
泰山堂がおすすめするプレ妊活ライフ
基礎体温を記録しましょう
計れなかった日は飛ばしてもかまいません。
始めること、続けることが大切です。
低温期と高温期の二層に分かれていますか?
排卵に日数がかかりすぎていませんか?
体温が乱高下していませんか?
高温期の途中で下がっていませんか?
低温期が長すぎませんか? 短すぎませんか?
早寝早起きを心がけましょう
中医学の根底には、「自然との調和」という大きな考え方があります。
地球上、いえ広い宇宙の中で人間だけが特殊な生物ではありません。ありとあらゆる生物は自然のリズムの中で生きていて、人間もその1つに過ぎません。太陽が沈むのと同時に寝るのは現実的には不可能ですが、夜更かしをやめて、早起きを心がけましょう。
忙しい毎日ですが、明日の朝できることは翌朝にまわし、残業が多い人は、出勤を早める朝残業にして、できるだけ早く帰宅し、夕食を早くとるなど、工夫してみましょう。
食事を大切にしましょう
あなたの体の1つ1つの細胞はすべて、あなたが食べた物からできています。
栄養バランスに注意し、添加物の多い食品を極力減らしましょう。
西洋薬に頼り過ぎない様にしましょう
たとえば、生理痛の鎮痛剤。生理痛を感じたら、すぐに鎮痛剤を飲む人がいます。それどころか、痛くなる前から予防的に鎮痛剤を飲む人もいます。 鎮痛剤は痛みを感じないようにしているだけで、痛みの原因を治しているわけではありません。
中医学的には、「生理痛はないのがあたりまえ」なのです。
生理痛があるということは、何かしらの原因があります。
その原因を取り除くことが漢方のプレ妊活です。