皮膚の症状には様々なものがありますが、慢性的に推移し、長期にわたる治療を行ったにもかかわらず、再発や悪化を繰り返すものもあります。
皮膚の症状を引き起こす原因は、実は大変複雑です。
紫外線、指輪、化粧品など外部から直接皮膚に対する刺激が原因になる場合もあれば、食品、薬、お酒、など外部から体内に取り込まれるものが原因でもおこります。
また、社会生活におけるストレスなど心理的な要因によって内臓や血流などに不調が生じ、気血不足や瘀血(血流の滞り)などの病理産物が体内で発生し、体全体の正気が弱まることで皮膚症状が引き起こされることもあります。
実際には、それぞれの原因が単独ではなく複雑に絡み合って皮膚の症状が発生します。
皮膚に表れる症状は、まさに体の状態が映し出された鏡のようなものと言えます。
ですから、かゆみ止めやステロイド剤などで皮膚表面の状態が良くなったように見えても、実は一時的に治っただけで、再発したり、なかなか治らないといったことになります。
漢方の特徴は、皮膚の状況を把握したうえで炎症などの症状改善を図る一方で、日常生活や食生活など日頃の暮らしぶりを詳しくお伺いすることで、皮膚症状の根本的な原因を追究し、改善を図る点にあります。
少し手間と時間がかかりますが、「急がばまわれ」という言葉もあります。
是非一度、漢方をお試しください。
皮膚漢方相談について
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つらい体の不調やお悩みは一人で悩まず、まずはお気軽に泰山堂へご相談ください。