だれにでも落ち込んだり、深い悲しみが続いたり、やる気が起きなくなったり・・・ということはあるものですが、あまりにも長期間続き、日常生活に著しい影響を及ぼす場合、積極的な治療が要になります。
また、まじめな人ほど、そういったこころの不調に治療やケアが必要であることに気づかずに、重症化させやすいという傾向もあるようです。
「何か変だな」「いつもの疲労感や落ち込みとはちょっと違うな」と感じたら、まずは気軽にご相談ください。
こころへの漢方的アプローチ
こころの不調と向き合うとき、発症のきっかけや、症状の出やすいタイミングなどについて話すだけで、心がだいぶ軽くなっていくこともあります。
しかし、残念ながら、現在の病院治療では、そこまで十分な時間をかけられないのが実情です。
また、こころと身体は別々のものではなく、つながっています。
たとえば、こころの問題の背景に、気血不足があり、さらにその背景に胃腸系の不調や食生活を含む生活養生に問題がある場合も少なくありません。
さらに言うならば、そういったところから改善しなければ、根本的な治療は難しく、たとえ一度快復しても、再発を繰り返してしまうことになります。
漢方相談では、カウンセリングの時間を十分にとり、身体のアンバランスや生活養生の問題も見据えて、その人に合った漢方薬を選んでいきます。
漢方薬の目的・使い方
こころの不調に漢方薬を使う場合には、いくつかの目的や使い方があります。
漢方薬だけで治したい
こころの不調に伴って起こる、身体の症状に効果的な漢方薬は数多くあります。
例えば、「疲れやすさ」「食欲低下」「自律神経症状」などは漢方薬が効果的である場合が多い事が分かっております。
そういった、こころの不調に伴う体の不調がお悩みの場合は、漢方薬での治療をお勧めする場合もあります。
再発を防止したい
通っていた病院で完治となったけれども、再発が怖いという方が多くいらっしゃいます。
再発を予防するために漢方薬を用い、身体内改善を行うという方法もあります。
西洋薬の副作用軽減
現在服用されている西洋薬の副作用がきつい場合、漢方薬を併用し副作用を軽減させる事が出来る場合があります。
西洋薬を減量したい
西洋薬には、依存性の高いものも存在します。
そういった薬に頼りきらずに減量し、減量分を漢方薬で補うという方法もあります。
西洋薬との相乗効果
漢方薬・西洋薬それぞれ良い面と弱い面があります。
弱い面を補いながら、お悩みや症状に合わせて併用するケースが最近増えております。
どのような使い方がふさわしいかは現在のお悩みや症状、体質によって異なります。
まずは一度ご相談ください。
こころの漢方相談について
泰山堂では、お客様をお待たせしないように、またお一人お一人に十分な時間をかけてお話しをお伺いできるようにご相談は予約制になっております。
ご予約はお電話(044-222-4484)または「漢方相談ご予約フォーム」より承っております。
つらい体の不調やお悩みは一人で悩まず、まずはお気軽に泰山堂へご相談ください。