杞菊地黄丸こぎくじおうがん
第二類医薬品
「杞菊地黄丸」は六味地黄丸にクコシとキクカを加えた処方で8種類の生薬を粉末にし丸剤とし、プラスチック製の容器に入れ蝋封したものです。
かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下の改善を目的としております。
「肝」と目のはなし
「肝」には「全身の気を巡らせて、精神状態を安定させる」「血を貯蔵して、必要に応じて他の臓腑や器官に分配する」働きがあります。
「肝」は経絡によって目とつながり、肝の働きに異変が起こると、目にも影響があらわれます。
「腎」と目のはなし
「腎」には「精を貯蔵し、発育・生殖を促す」、「水分代謝を促進して体内の水液のバランスを保つ」「肺から受け取った清気を蓄える」働きがあります。
中でも、精を貯蔵する働きは、老眼や眼症状の原因となる加齢と密接な関係があります。
効能・効果 | 体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりやロ渇があるものの次の諸症:かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下 |
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用法・用量 | 成人(15歳以上)1回1丸、1日2回、朝夕服用してください。 服用の際、蝋封したプラスチック製の容器を割り、袋から丸剤を取り出して、次のいずれかの方法で服用してください。 ・分割し、水で服用する ・100~200mLの水に懸濁させて服用する |
成 分 |
本品1日量2丸(19.6g)中、下記成分及び分量を含有します。
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