瀉火利湿顆粒しゃかりしつかりゅう
「湿熱」とは
「湿熱」という邪気は、飲食の不摂生(脂っこいもの・甘いもの・アルコールの摂りすぎ)で胃腸の働きが失調したり、精神的ストレスや怒りなどで五臓の肝の働きが胃腸の働きを阻害したりして体内に溜まった余分な水(湿)と熱のことを指します。
清代の医師であった葉天士は著書「南病別鑑」で、湿熱について「熱が湿を帯びれば熱はますます激しくなり、湿が熱を帯びれば湿はますます蔓延する。湿熱が分離しているときは病状は軽く、進行が遅い。湿熱が結合しているときは病状は重く、進行が速い。」と記しています。
日本人に多い湿熱に関連する症状・病気
日本人の体質に合わせて作られた「イスクラ瀉火利湿顆粒」
日本は海に囲まれていることから、海産物を生のまま食する文化が根付いています。
また冷たい飲料を好むことから、常に胃腸がダメージを受けやすく、「湿」の邪気が生じやすい環境といえます。
一方で、現代社会は外部(情報過多、人間関係、仕事など)からのストレスを受けやすく、五臓の「肝」に熱がこもる「肝火」の状態を引き起こしやすい環境でもあります。
中医学の古典「黄帝内経・素問」には、「熱の邪気に対して寒涼の性質を持つ素材を使用して対処せよ」とあり、古くから熱の邪気に対して、寒涼の性質を持つ生薬を用いて対処してきました。
イスクラ瀉火利湿顆粒顆粒は、湿熱を取り除きながらも、陰血(血や潤い)を損傷しない生薬の組み合わせが特徴の処方です。
湿熱の養生ポイント
【食事面】
・胃腸の弱い人は、辛さなどの刺激が少ない食品を摂りましょう。
生もの・甘いもの・アルコール・肉料理や脂っこい物・味付けの濃いものは控えめに。
・おすすめの食材は、苦瓜、緑豆、もやし、春雨、スベリヒユ、ハトムギ、そば、海藻類、あさり、しじみ、こんにゃく、寒天、いわし、さんま、さば、キノコ類、ごぼう、大根など。
【生活面】
・ストレスを溜めないように。ストレスによる過食に気を付けて。
・不摂生を避け、規則正しい生活を送りましょう。
湿熱体質チェック
*3つ以上当てはまる場合、湿熱体質の可能性があります
上半身に現れる症状
イライラする・怒りっぽい
頭痛・めまい
顔や目が赤い
口が渇きやすく苦い
強い耳鳴り
気持ちが落ち着かず眠れない
両脇に違和感がある
下半身に現れる症状
下肢の皮膚トラブル・むくみ
下肢の関節がだるい
腰がだるく痛い
軟便気味
尿トラブル
汗がねっとりしている
帯下が黄色い・粘り気がある・臭い(女性)
陰嚢が蒸れる(男性)
イスクラ瀉火利湿顆粒に含まれる生薬
当帰(トウキ)・・・補血、鎮痛などの目的で尿路疾患用薬等の処方に配合されます。
熟地黄(ジュクジオウ)・・・補陰・補血の作用があります。
木通(モクツウ)・・・清熱利湿の作用があるとされています。
黄芩(オウゴン)・・・解熱鎮痛消炎薬、尿路疾患用薬等に配合されています。
沢瀉(タクシャ)・・・湿熱を尿と一緒に取り去る作用があるとされています。
車前子(シャゼンシ)・・・湿熱を尿と一緒に取り去る作用があるとされていて、古くから膀胱炎などに用いられています。
竜胆(リュウタン)・・・湿熱や肝胆の熱を取り去る作用があります。
山梔子(サンシシ)・・・清熱解毒、利湿の作用があります。
甘草(カンゾウ)・・・多くの漢方処方に配合されている生薬です。食用でも甘味料としてよく用いられています。
| 効能・効果 | 体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの次の諸症:排尿痛、残尿感、尿のにごり、こしけ(おりもの)、頻尿 |
|---|---|
| 用法・用量 | 次の量を、いずれも1日3回、食前又は食間に服用してください。 成人(15歳以上) 1包 3回 15歳未満7歳以上 2/3包 3回 7歳未満4歳以上 1/2包 3回 4歳未満2歳以上 1/3包 3回 2歳未満 1/4包 3回 |
| 成 分 |
本品1日量3包 (7.5g)中、下記成分及び分量の生薬より製した瀉火利湿エキス5.7gを含有します。
※添加物としてトウモロコシデンプン、乳糖を含有します。 |