頂調顆粒ちょうちょうかりゅう

川芎茶調散
頂調顆粒の一般処方名である川芎茶調散は、中国宋時代に編纂された「太平恵民和剤局方」(紀元1151年)に記載されています。
風邪を取り除く生薬(キョウカツ・ボウフウ・ビャクシ)や、滞った「血」を巡らせる生薬(センキュウ)と「気」を正常に巡らせ機能を回復する理気薬(ハッカ・コウブシ)が入っており、日本では一般用漢方製剤承認基準にも収載され、頭痛をはじめ、女性の「血の道症」などに使用されています。
こんな頭痛に悩んでいませんか
頂調顆粒には、女性特有の生理中、ストレス、緊張性の頭痛だけでなく、頭部全体の頭痛をやわらげる生薬が入っています。
厥陰頭痛・・・頭頂部の痛み
小陽頭痛・・・側頭部の痛み
陽明頭痛・・・額を含む前頭部の痛み
太陽頭痛・・・頸筋から後頭部にかけての痛み
血の道症とは?
血の道症とは、月経、出産、更年期など女性ホルモンバランスの変動に伴って現れる精神不安やイライラなどの精神神経症状、および身体症状です。
女性は男性と違い月経周期により体調が変化します。
月経は主に2つのホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)によりコントロールされており、月経前はプロゲステロンが多く、月経中はどちらも少なくなります。
そのため月経前後はホルモンバランスの変化により、生理痛・発熱・頭痛・下痢・鼻血・むくみ・胸が張るなどの症状が出ることがあります。
また、ほとんどの女性は更年期に入ると卵巣の機能が衰えてきます。
そのため卵巣から分泌される女性ホルモンの1つである、エストロゲンの量も減ってきます。
しかし脳はエストロゲンの量を増やそうと卵胞刺激ホルモンの分泌量を増やします。
ここでホルモンのバランスに乱れが生じ、様々な不快な症状が出てきます。
このように女性のホルモンバランスの乱れにより起こる症状を「血の道症」といいます。
効能・効果 | 体力に関わらず使用でき、頭痛があるものの次の諸症:かぜ、血の道症(注)、頭痛 ●効能効果に関連する注意 (注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことです。 |
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用法・用量 | 次の量を、いずれも1日3回、食前又は食間に服用してください。 成人(15歳以上): 1包 15歳未満7歳以上: 2/3包 7歳未満4歳以上: 1/2包 4歳未満2歳以上: 1/3包 2歳未満: 1/4包 |
成 分 |
本品1日量3包 (6.0g)中、下記成分及び分量の生薬より製した頂調エキス2.8gを含有します。
※添加物として乳糖、部分アルファー化デンプンを含有します。 |