心脾顆粒しんぴかりゅう
第二類医薬品
心脾両虚について
心脾両虚とは、血を全身に巡らせる働きを持つ「心(しん)」と、消化吸収をつかさどり、気・血を生成する「脾(ひ)」の両方が虚弱になった状態を表します。
ストレスや思い悩み、考え過ぎなどで脳に過度な負担がかかると、心と脾に影響して機能が低下し、「心血虚(しんけっきょ)」「脾気虚(ひききょ)」の症状が同時に現れることが多くなります。
心血虚による症状
心は、精神・意識・思考・血脈をつかさどっています。
また気血などのエネルギーが心神活動の基礎となります。
心血虚になると、脳に気血などの提供ができなくなり、物忘れ、人の話を理解できない、焦燥感、不安、眠りが浅い、不眠という症状を引き起こします。
脾気虚による症状
脾は主に二つの作用があり、一つは食べ物を消化吸収し、気血などのエネルギーを生成し、それを全身に運ぶことであり、もう一つは血液循環を管理し、血液が血管から漏れ出ないようにすることです。
脾の働きが停滞すると、いわゆる「脾気虚」の状態になり、消化不良や全身の疲労感を招いたり、皮下出血や生理不順といった症状が現れたりします。
心脾顆粒は、党参や竜眼肉など10の生薬を配合。
心血を養って、精神・意識・思考を安定させると共に、脾気を補い、胃腸の働きを元気にして、心脾両虚の症状を改善します。
効能・効果 | 貧血、不眠、健忘 |
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用法・用量 | 成人(15歳以上)1回1包、1日2~3回、食間に温水で服用してください。 |
成 分 |
本品1日量3包(6.0g)中、下記成分及び分量の生薬より製した帰脾丸エキス8.4gを含有します。
※添加物としてデキストリン、ヒプロメロース、乳糖、二酸化ケイ素を含有します。 |