漢方トラブルは三段階改善法
皮膚のトラブルでは、炎症やアレルギー性のトラブルが良くみられますが、その際に比較的多く取られる漢方のアプローチでは、皮膚のトラブルを三段階に分けてお薬を変えていきます。
第1段階:炎症期(急性期)
第1段階は、炎症期(急性期)。
赤みやジュクジュクがある時期で、炎症を取ることが優先されます。赤みが強いか(血熱タイプ)、ジュクジュクが酷いか(湿熱タイプ)、化膿しているか(熱毒タイプ)などによっても、薬を使い分けます。
西洋の治療は、この第1段階の薬(抗炎症薬)が中心になることが多いのですが、漢方ではその後もケアを続けます。
第2段階:慢性期
第2の慢性段階では、皮膚は、カサカサ、ゴワゴワした状態になってきますので、肌を潤す漢方薬を使います。
さらに、皮膚にトラブルが生じた原因別にお薬を選んで対応します。
たとえば、心神不安といって、睡眠の質が悪い方や、ストレスの影響を受けやすいタイプの方は、精神を落ち着ける漢方薬が役立ちます。
第3段階:再発防止
皮膚のトラブルは、改善までの経過途中で、一進一退の波を繰り返すことが多いのですが、漢方の場合、その波を徐々に小さくしながら、最終的には再発防止と美肌を目指していきます。
これが、最終目標の第3段階です。
お肌のタイプによっても異なりますが、潤いを保つ漢方薬や漢方系のスキンケアである瑞花露シリーズを合わせていきます。
第1~3のすべての段階において、食事(食養生)や睡眠、ストレスの管理(生活養生)が大切で、段階に応じて、アドバイスさせていただきます。
★★★★ 川崎駅から徒歩2分 ★★★★
漢方草庵 泰山堂
神奈川県川崎市川崎区駅前本町12-1
川崎駅前タワー リバークビル1F
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皮膚症状の段階に合わせて使う漢方薬の一例
ご紹介している漢方薬は一例です。ご体調・体質によって、他の漢方薬をお薦めする場合もございます。
また、漢方薬のパッケージは予告なしに変更される事がございます。
つらい体の不調やお悩みは一人で悩まず、まずはお気軽に泰山堂へご相談ください。