漢方草庵 泰山堂
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無月経

無月経には大きく分けて2種類あります。

18歳を過ぎても初潮が無い場合を「原発性無月経」、かつて生理があったのに、3ヶ月以上または3周期以上生理がきていない状態を「続発性無月経」と呼びます。(妊娠期、授乳期は対象外です)

無月経の原因

1つは、無理なダイエットやストレス、薬物などが引き金となって、脳の視床下部に異常が起きている場合です。
また、卵巣に原因があることもあります。卵巣の発育が不十分だったり、若くして卵巣が老化してしまったり、卵巣に腫瘍ができていたりすると、無月経の原因になります。 多嚢胞性卵巣症候群 も、無月経を伴うことがあります。

この他、子宮の形に異常があったり、子宮内膜に損傷がある場合なども無月経の原因になることがあります。

また、数は多くありませんが、脳下垂体の腫瘍や、産後の大量出血によるシーハン症候群なども無月経の原因になります。

漢方と無月経

漢方では、無月経の背景には、腎虚(じんきょ)がベースとしてあると考えます。
腎虚とは一言で言うならば、生命力、生殖力の不足や低下です。
免疫機能やホルモン機能の低下などもこれに含まれます。

したがって、「腎」の力を補うことがまずは大切になってきます。(この場合の「腎」とは西洋医学的な「腎臓」とは異なります)

漢方薬としては腎を補う漢方薬(補腎薬)をベースに、以下のような体質に合わせた漢方薬を足します。

気血両虚タイプ

「血」も「気」も両方不足しているタイプで、ダイエットが引き金となって無月経になった方に、比較的多く見られます。
眩暈、疲れやすい、朝起きるのが辛い、皮膚や毛髮に艶がない・・・・などの不調を伴うことが多く、気血を補う漢方薬を使います。

陰虚火旺タイプ

寝汗をかいたり、決まった時間に微熱が出たりする方に見られます。粘膜や皮膚の乾燥を伴うこともあります。
比較的、年齢の高い女性に多いですが、20代の女性に見られることもあります。
体内の不要な熱(体温計で計る「熱」とは異なります)を取り除き、潤いを補う漢方薬を使います。

気滞血瘀タイプ

ストレスや環境の変化などから「気」が停滞し、血液の巡りも悪くなった状態です。
ため息や不安感が多い、(特に生理前に)強い胸の張りを感じる、慢性的な頭痛や肩こりなどの不調を伴うのが特徴です。

この場合、「気」と「血」の巡りを改善する漢方薬を使います。

無月経には漢方薬だけでなく、食事や睡眠もとても大切です。

食事や睡眠をおろそかにして漢方薬だけで生理を再開するのは難しいといっても過言ではないほど、無視できない要素です。

食欲不振や、胃腸機能の低下がある場合は、胃腸の機能を改善する漢方薬を併用するか、状況によっては優先することもあります。

睡眠の質が悪い場合も、不眠の原因や体質に合わせて、睡眠を改善する漢方薬を使います。

無月経の原因となる体質を改善する漢方薬の一例

ご紹介している漢方薬は一例です。ご体調・体質によって、他の漢方薬をお薦めする場合もございます。
また、漢方薬のパッケージは予告なしに変更される事がございます。

つらい体の不調やお悩みは一人で悩まず、まずはお気軽に泰山堂へご相談ください。