痛風は、何らかの理由で尿酸の代謝異常がおこり、体内の尿酸値が過剰となって発生します。
尿酸値が7.0mg/dlを超えると、尿酸塩が析出しやすくなります。析出した尿酸塩が関節にたまり炎症を引起すと、赤く腫れ、強い痛みを伴う症状が出ます。これが、痛風です。痛風の方には、高血圧や高脂血症、尿路結石、肥満に対する対策が同時に必要な方も多く、注意が必要です。
痛風発作時には鎮痛薬や抗炎症薬などで対処しますが、慢性期や体質改善をはかる場合には、漢方も一つの選択肢になります。
痛風に対する漢方的アプローチ
漢方で痛風を考える場合、やはり日常の食生活に注目します。肉類や甘い物、ビールなどの酒類、辛い物などの食べ過ぎ・飲み過ぎがないかを確認します。これらが病理産物である湿熱を生じさせ、関節の炎症を引起こすと考えるからです。日頃から野菜や海藻類などをバランスよくとることが大切です。
痛風による慢性的な炎症の場合、炎症を抑える漢方薬、通利作用のある漢方薬を中心に使用します。ストレスや下肢の瘀血(血流の滞り)があれば、気・血の巡りを改善する漢方薬を併用することもあります。
野菜多めの食事をする、暴飲暴食をしない、適度な運動をする、リラックスタイムを持つ、など、一度日常生活を振り返ってみることもお勧めです。
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漢方草庵 泰山堂
神奈川県川崎市川崎区駅前本町12-1
川崎駅前タワー リバークビル1F
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痛風の原因となる体質改善のための漢方薬一例
ご紹介している漢方薬は一例です。ご体調・体質によって、他の漢方薬をお薦めする場合もございます。
また、漢方薬のパッケージは予告なしに変更される事がございます。
つらい体の不調やお悩みは一人で悩まず、まずはお気軽に泰山堂へご相談ください。