漢方草庵 泰山堂
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潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらんや潰瘍という、粘膜の傷やただれができる疾患です。
症状としては、下痢や血便、腹痛などがあり、酷くなると発熱、体重減少、貧血などの症状が起こります。
病変の広がりによって、全大腸炎型、左側大腸炎型、直腸炎型などがあります。
また症状が激しくなる活動期と、比較的落ち着いている緩解期を繰り返すのも特徴の一つです。

原因は自己免疫反応の異常、腸内細菌の関与、食生活の変化などが考えられていますが、はっきりした原因は不明です。
また、いわゆる「遺伝疾患」ではありませんが、潰瘍性大腸炎の発症のしやすさに影響を与える遺伝子も発見されており、遺伝的因子も関与していることがわかっています。
ただし、その遺伝子を持っているからといって必ずしも発症するわけではなく、遺伝子や様々な要因が絡んで発症するのではないかと考えられています。

西洋医学的治療方法

薬による内科的治療が中心になります。
具体的には炎症を鎮める薬、免疫を調整したり抑制したりする薬、副腎皮質ステロイド薬などが使われます。
また、血液中から異常に活性化した白血球を取り除く血球成分除去療法と呼ばれる治療方法もあります。
これら内科的治療方法でうまくいかない場合は、大腸を摘出する手術が行われます。

潰瘍性大腸炎に対する漢方的アプローチ

漢方では、まずは炎症を取る漢方薬と免疫を整える漢方薬で症状を鎮めます。
漢方では、炎症は「熱」ととらえ、熱を取り除くことを考えます。
具体的には、龍葵、半枝蓮、白花蛇舌草、金銀花、野菊花、蒲公英、五行草などを使った漢方薬や健康食品が役立ちます。

また下痢については、漢方では体に余分な水分が停滞する「湿」の存在があると考え、湿を取り除きます。
これには、腸の働きを整え、湿を取り除く健脾散や勝湿顆粒などを使います。

下血がある場合は槐角や三七人参などを含む漢方薬や健康食品が役立ちます。

またきのこなどに含まれるβグルカンは、腸内フローラを整えることで腸管の免疫応答性を改善することがわかっており、βグルカンを多く含む健康食品が症状の改善や再発の予防に役立ちます。

再発を繰り返すのがこの病気の厄介なところです。
再発予防のためには、日ごろから腸内環境を整えておくことが大切です。
暴飲暴食を避け、食物繊維を多く含む食品や発酵食品を摂ることを心がけましょう。

また、疲労やストレスが再発の引き金になる場合もあります。
「気」(エネルギー)を補う漢方薬やストレスによる緊張を緩和する漢方薬をうまく使うことで、再発の予防につながります。

潰瘍性大腸炎といっても症状や体質によって漢方薬を使い分けますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

つらい体の不調やお悩みは一人で悩まず、まずはお気軽に泰山堂へご相談ください。