血圧に大きく影響するのは末梢抵抗(血管の通りにくさ)です。
血管に高圧がかかり続けると、血管は自らを守るために、頑丈になろうとして、肉厚の血管になります。これが動脈硬化につながります。
肉厚になった分だけ通り道がせまくなるので、血液は余計流れにくくなり、最悪の場合は、「詰まる」という状態になってしまいます。
詰まると血液が届かなくなるわけですから、当然、様々な障害が出て来きます。中でも、心臓、脳血管、腎臓などは、重大は影響を受けます。
高血圧に対する漢方的アプローチ
漢方には「高血圧」という形での認識はなく、高血圧の結果として出て来る症状、例えば、「眩暈」「胸の痛み」「怒りっぽい」「目や顔の充血」などを治療します。これらの症状を改善することで、結果的に血圧も改善されていきます。
このような漢方薬は、大きく2つのタイプに分けられます。
1つは「血管の働きや血液の性質を改善する」漢方薬です。
これには、冠元顆粒、血府逐瘀丸などが使われます。
もう1つは「熱を冷ます」漢方薬です。
これは、さらに「実熱」と「虚熱」に分けられます。
実熱タイプには、黄連解毒湯や瀉火利湿顆粒など体内にこもった熱を取り除く漢方薬、
虚熱には瀉火補腎丸や杞菊地黄丸など「陰」を補う漢方薬を使います。
★★★★ 川崎駅から徒歩2分 ★★★★
漢方草庵 泰山堂
神奈川県川崎市川崎区駅前本町12-1
川崎駅前タワー リバークビル1F
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